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ボーダーツーリズム 五島・済州島の実現

 本NPOが企画した「五島福江・済州島・国境観光5日間」が無事終わりました。
 全国から参加してくださった会員のみなさま、また現地から参加された五島市民のみなさま、心よりお礼申し上げます。
 今回の企画は、五島から済州島にチャーター便を飛ばすというもので、五島市の強いイニシャティブのもと、 本NPOの団体会員でもあるビッグホリデー(株)の主催旅行として実施されました。 チャーター便を組織する際、もっとも気になるのが集客ですが、本NPOの広報により、 会員を中心に定員50名の半数が5か月前から確保でき、これが実現への弾みとなりました。

 CIQ施設のない離島での国際線の発着は難しいものです。
 今回は五島市と長崎県のご支援により、特に困難な帰路便の検疫も実現できました。 五島にとっての初の国際チャーター。直接飛べば1時間程度でいける隣の島に国境を越えて往来する道を作ったことは画期的だと言えます。
 帰路便で「この飛行機は福江国際空港行きです」とアナウンスされた際のみなさんの拍手は長く記憶に残ることでしょう。
 今後は済州島からの韓国人訪問客のインバウンドが実現するとともに、五島市民が国境を越えた隣島に気軽に行きやすくなることで新たなゲートウェイとして島が発展することを祈念しています。(副理事長 岩下明裕)


関連リンク: >>> 長崎新聞の報道

[2018.11.6]

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