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【本NPO共催】 中京大学社会科学研究所「日本の国境警備論」研究プロジェクト 公開研究会

くにざかい・地域・ツーリズム』というユニークなタイトルが付いたこの公開研究会は、 まず田中輝美さんの基調講演から始まった。

>>>  報告書:JIBSNレポート13号「くにざかい・地域・ツーリズム」  [2016.10.8]

  元山陰中央新報記者の田中さんは、「フリーになって島根の情報を全国に発信したい」ために山陰中央新報を辞め、 「島根在住フリー・ジャーナリスト」ではなく、「ローカル・ジャーナリスト」という新しい肩書きを自ら造った。 その方が「事例は島根だが、全国のモデルとなるニュースとして読者の関心を惹くと思ったから」。

  田中さんの取材は確かに全国の注目を集めている。廃校寸前だった隠岐島前高校(島根県海士町)を 全国から「島留学生」が集まる魅力的な高校づくりに変えたプロセスを描いた「未来を変えた島の学校」、 海士町に集まる多くのIターン者を「風の人」と名付け、その活躍を取材した「地域で働く風の人という選択」などなど。 「ローカル・ジャーナリスト田中輝美」を全国に知らしめたこれらは、本にもなっている。  

  田中さんは6月2~6日の八重山・台湾国境ツーリズムにも参加、その経験から八重山は日本の西の国境で「行き止まり」かもしれない、 でも「自治体にとっては国境は行き止まりではなく、外国へのゲートウエイになりうる。 今回のボーダー・ツーリズムはそのことを教えたくれた」と田中さんはボーダー・ツーリズムのおもしろさも語ってくれた。

  田中さんの基調講演に続いて、3人のパネリストによる報告とディスカッションが行われた。 高田喜博氏(公益社団法人北海道国際交流・協力総合センター)は稚内とサハリンなど北海道の事例を、 山上博信氏(名古屋こども専門学校)は小笠原とパラオ訪問を、濱桜子氏(エム・オー・ツーリスト)は サハリン北緯50度国境紀行を語った。3人とも「ボーダー・ツーリズムという新しい観光のニーズは高い!」 と強調したのが印象に残った。

*田中雅美さんの本
山内道雄・岩本悠・田中輝美著
  『未来を変えた島の学校―隠岐島前発ふるさと再興へ』(岩波書店、2015年)
田中輝美・藤本裕之著
  『地域ではたらく「風の人」という新しい選択』(ハーベスト出版、2015年)

[2016.6.24]



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