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EUIJ九州フォーラム「国境を考える」最終回(2015年1月16日)


  本センターが協力するEUIJ九州フォーラム・シリーズ「国境を考える」第3回(最終回)東南アジア編が2015年1月16日、福岡の天神にあるアクロス福岡で開催されました。八谷まち子・EUIJ九州代表の進行により、特にシンガポール、マレーシアに詳しい田村慶子・本センター理事(北九州市立大学)と九州大学修士課程のレ・ティ・トゥ・ヴァンさんによる報告が行われました。田村さんは東南アジアにおける境界(ボーダー)の現況とその面白さを、ヴァンさんはベトナムが中国など隣国との間で直面してきた国境画定に関わる問題を、それぞれ解説しました。50名近い聴衆が集まり、東南アジアに詳しい参加者から幅広い質問が出ました。


 最後に、この3回シリーズを締めるにあたり、岩下明裕(本センター副理事長/北海道大学・境界研究ユニット)から、5年にわたり北海道で手掛けてきたボーダースタディーズの拠点形成の意義について報告があり、2015年4月から始動する九州大学アジア太平洋未来センターのボーダースタディーズ・モジュールとの協働により、九州での今後の拠点づくりが進むことへの期待が表明されました。なお3月7日-8日に福岡で開催予定の九大・北大コラボによる国際シンポジウム(「アジア太平洋のボーダースタディーズの拠点形成にむけて」)には、本センターも協力します。


[2015.01.20]


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