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盛況! トークライブ(2014年9月20日)

9月20日、「領土という病」(北海道大学出版会)の発売を記念して、岩下明裕・北海道大学 スラブ・ユーラシア研究センター教授と本田良一・北海道新聞社 編集局報道センター編集委員のトークライブが行われました。


岩下氏(左)と本田氏(右)

JR札幌駅至近の紀伊國屋書店のオープンスペース、土曜日の夕方という好条件も相まって主催者側の予想を超える100人ほどの聴衆が、主に「国境の海」をテーマとしたトークに聞き入っていました。ライブ終了後は即売の本にサインを求める方々も見られ、「領土=国境」に対する関心の高さを伺わせました。


熱心に聞き入る皆さん

■ウラ話
綿密な取材を基に北海道新聞紙面の記事のみならず「密漁の海で 正史に残らない北方領土」(凱風社)、「日ロ現場史 北方領土—終わらない戦後」(北海道新聞社)、「イワシはどこへ消えたのか―魚の危機とレジーム・シフト」(中公新書)などを上梓している本田さん。
その執筆活動を支える取材ノートは97年頃から保存している物だけでも700冊にもなるそうです。
ノートには「自分以外には判読不可能」(本人談)な手書きメモやそれをパソコンに打ち込んだ物のプリントアウトなどが貼り付けられています。


取材ノートを手にする本田さん

まだ公表されていない「ネタ」がどれぐらい記されてあるのか、興味深いところです。

[2014.09.25]


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