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シリーズ「国境を考える」第1回(全3回)『軍事国境・生活国境 — アジアとヨーロッパ』 50人が参加(2014年8月8日)

 本NPOの協力によりEUIJ九州フォーラム・シリーズ「国境を考える」第1回が福岡・天神のアクロス福岡で開催されました。当日は、台風の接近による雨にもかかわらず、50人が詰めかけ、また若者の姿が多く、主だったメディアの関係者も目立ちました。冒頭で本NPOの薮野祐三理事長から、ボスニア・ヘルツェゴヴィナの事例などをひくかたちで軍事国境の現場報告がなされ、次いで九州フォーラム代表の八谷まち子氏から生活国境を体現した場としてのEUについて解説がありました。最後に九州大学の留学生ハシュマトゥラ・サイエス氏(アフガニスタン出身)が、パシュトゥン人の生活を分断するパキスタンとアフガニスタンの国境、いわゆるデューランドラインについて説明し、聴衆の関心を引きました。次回は10月31日、バングラディッシュからの留学生や岩下明裕副理事長の報告などが予定されています。

[2014.08.19]


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