JCBS:NPO 国境地域研究センター:News

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シンポジウム「日本初の国境観光を創る:対馬の挑戦」が
福岡で大盛況

 2014年7月7日、本センターが主催するボーダーツーリズム(国境観光)に関するシンポジウムが福岡・天神で開催されました。暗いイメージがつきまとう国境地域をいかに明るい展望と計画のなかで活性化し、振興していくかが本センターの使命ですが、その最初の取りかかりがこのボーダーツーリズムというコンセプトです。当日は豪雨のなか、参加者は100名を越え、立ち見もでる盛況でこの新しい取り組みに関する地元や関係者の熱意が十二分に伝わってきました。本センターが創刊したばかりのブックレット・ボーダーズ『国境の島・対馬の国境観光を創る』も実に多くの方々に手にとっていただきました。また会場にて、福岡に本社を置く企業としては初めて、センターへの法人団体会員の加盟もありました(対馬からはすでに3社の法人が団体会員になっています)。

 今回のシンポジウムの議論は夢を語る場となりましたが、今後は対馬を福岡と釜山との連携でどのように観光の拠点としていくか、その具体的なアジェンダが問われていきます。福岡からANAで対馬に入り、一泊してJRビートルで韓国にいく国境観光スタディ・ツアーを、今秋には本センターが中心になって手配する計画も進んでいます。対馬ブックレットの著者によるナビゲーション、現地での交流会・視察などが盛りこまれる予定です。日本初のボーダーツーリズムに関心をお持ちの全国の皆さまのご参加と支援を期待します。


http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_toshiken/article/99357(2014年7月5日付 西日本新聞)


入会者にはブックレットをもれなく進呈



薮野理事長の名司会が会場を沸かせる



国境観光・対馬を創る 決意をあらたに
(博多駅近くの「対馬よりあい処」:幻の対馬の銘酒や魚が堪能できる隠れ家)

[2014.07.11]


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