第30回 稚内・日本最北端平和マラソンでJIBSNメンバーが快挙(2014年9月7日)
9月7日、北海道・稚内で第30回日本最北端平和マラソンが開催されました。他の国境地域のマラソンに比べれば、地元の中学生や小学生が多数でアットホームなイベントですが、サハリン沖の大韓航空機撃墜事件を契機に始まったこともあり、「平和」という冠が重く響きます。また千羽鶴が飾られ、聖火の点灯が行われるなどユニークなつくりがなされています。いずれこのマラソンにロシア人ランナーが走る日も来ることでしょう。さてマラソンにはJIBSNメンバー3名が参加。5キロ一般女子の部で6位入賞、8キロ一般男子の部も12位という快挙でした。
またこのマラソンに参加された後藤正憲さん(北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター)が、稚内・サハリンをつなぐ国境観光のエッセイを寄稿してくださいました。全国の国境マラソンを紡ぎ、国境観光をプロデュースするJIBSNの試みも着実に前に向かっています。(岩下明裕)
■後藤さんのエッセイはこちらから
「国境に架ける橋:稚内とサハリンを旅して」