根室市にリサーチ・インターン(北方領土対策課)派遣
このたびボーダースタディーズ(境界研究)の研究と実務をつなぐ試みの第2弾として、JIBSNに加盟している北海道大学グローバルCOEプログラム「境界研究の拠点形成」と根室市とのコラボにより、若手研究者による根室でのリサーチ・インターンが始まりました。7月1日から北方領土対策課に入ったファベネック・ヤンさんは、日露関係を専門とする北海道大学大学院文学研究科後期博士課程で学ぶフランスからの留学生です。日本語に堪能で日本文化にも詳しいヤンさんですが、外からのまなざしで根室に刺激を与え、かつフランス語も駆使し、世界に向けて根室の動きを発信する役割が期待されています。9月末までの滞在ですが、根室が一年でもっとも賑わうこの時期に、その力をいかんなく発揮してくれることでしょう。なお、7月25日には、根室にてヤンさんも参加するJIBSNの講演会が計画されています。
(岩下明裕)
■関連リンク
釧路新聞「日ロ研究の仏留学生受け入れ/根室」(2013.07.02)
(2013.07.02 up)
※本事業は9月30日をもって無事に終了いたしました。