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与那国町・元専門嘱託員 舛田佳弘さん カナダ・ヴィクトリア大学で「与那国・台湾交流」について報告

 2013年9月9日、カナダのヴィクトリア大学に客員研究員として滞在中の舛田佳弘さんが、「グローバル化のなかの境界」セミナーで与那国島での研究成果を発表しました。舛田さんが提案している地域通貨の導入を通じた国境の島・与那国の対台湾交流発展プログラムは、その発祥の地でもあるカナダの国境の島の研究者たちに関心をもって受けとめられたようです。

与那国と台湾の地理的関係を説明する舛田さん

 ヴィクトリア大学は、2008年にBRIT第9回大会をエマニュエル・ブルネイ・ジェイ氏が組織した場所でもあり、いわば日本にボーダースタディーズをもたらしたゆかりの地でもあります。またヴィクトリア大学は、今年度採択されたばかりのカナダのボーダースタディーズに関する国家プロジェクトの拠点でもあり、実務と連携をそのプログラムの柱としており、私たちJIBSNの経験にいま大きな関心を持っています。
 JIBSNにかかわる研究成果報告、そして実務とのネットワーク形成を推進するパイオニアとして、舛田さんの活躍が内外で注目されています。

英語プレゼンの準備中(研究室にて)

(岩下明裕)

(2013.09.10 up)