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境界地域研究ネットワークJAPAN(JIBSN)の設立(2011年11月27日)
2011年11月27日、与那国、小笠原、根室、対馬での国境フォーラムに参加してきた自治体、研究機関の関係者らがスラブ研究センター大会議室に集まり、境界地域研究ネットワークJAPAN(Japan International Border Studies Network:JIBSN)の設立にむけた会合が開催されました。設立準備委員会の山上博信・日本島嶼学会理事の進行のもと、コンセンサスにより規約の承認、参加組織の確定、幹事組織の推薦が行われ、幹事組織の互選により、代表幹事に与那国町の外間守吉町長が選出されました。
副代表幹事を務めることになった岩下が、会議の進行を引き継ぎ、事業部会メンバーの選出をうけ、中京大学の古川浩司准教授が部会長に選ばれました。今後の事業計画としては、2012年2月の小笠原での会合、夏頃に稚内・サハリンセミナー、11月のBRIT XII福岡・釜山会議への参加などが提案され、承認を受けました。最後に設立宣言を採択し、設立会議は閉会しました。
午後は札幌駅前のエルプラザに場所を移し、特別企画討論会として「激論 北方領土問題:現場からの眼差し」が行われ、150名を越える参加者を得ました。討論会の模様はユーストリームなどでご覧いただけます。>>> [click]
討論会終了後、同会場でJIBSN設立記念集会が行われ、来賓として笹川平和財団の茶野順子理事、内閣府沖縄総合事務局の槌谷裕司事務局長、日本島嶼学会の鈴木勇次会長にご挨拶いただき、参加自治体を代表して、富本傳竹富副町長がネットワークに対する期待を表明されました。最後に設立宣言が読み上げられ、設立記念行事は無事、終了しました。
(JIBSN副代表 岩下明裕)
■設立記念集会の模様を動画でご覧いただけます。 >>> [click]