JIBSN

メンバー加盟挨拶

メンバー加盟の挨拶

【中川淳司所長挨拶】
このたび、当研究所における学内公募研究プロジェクト「危機の中の境界地域―稚内・根室・八重山列島を事例として」(研究代表:川久保文紀法学部教授)のスタートにあたり、境界地域研究ネットワークJAPAN(JIBSN)に加盟申請させて頂きました。昨今の日本を取り巻く地域情勢や領土問題をめぐる国家間対立を鑑みますと、今日ほど日本の境界地域の平和と安定が求められている時期はないと思われます。小規模とはいえ、首都圏に位置し、地方自治に関して研究の蓄積をみてきた当研究所からも日本の境界地域の現状に関して積極的な発信を続けることには意義があると考えております。今後ともよろしくお願い致します。

【研究所紹介】
中央学院大学社会システム研究所(千葉県我孫子市)は、旧地方自治研究センターや旧総合科学研究所などを統合して、2000年に創設されました。所長、所員、研究員、客員研究員から構成されています。現在の所長は、国際経済法を専攻する中川淳司現代教養学部教授(東大名誉教授)が務めています。旧地方自治研究センターの研究プロジェクトの成果としてまとめられた龍澤邦彦著『宇宙法システム:宇宙開発のための法制度』(2000年)は、日本における宇宙法に関する先駆的業績に位置づけられています。また、佐藤寛前所長(現代教養学部長)が研究リーダーとなり推進してきた手賀沼などの地域の水資源や環境問題に対しても積極的に取り組んできた研究実績があります。


社会システム研究所の入る本館